保育士になりたい人は夜間学校という選択肢も(メリット編)

保育士の夜間学校

保育士の夜間専門学校に通うメリットは?

保育士の資格を習得するには、実は教科書だけではできないのです。
実習科目というものがあり、ピアノ、お裁縫、幼児の調理実習といったものも学ばなくてはいけません。

更に、短期間ではありますが、保育園での実習経験も必要になってきます。
この実習をクリアするには通信制の学習では難しいのです。

保育士の夜間学校
保育士の夜間学校


実技の技術を身につけたい!と思うのであれば、保育士の夜間専門学校はとても充実しています。
何より、実技と言うのは保育士にとって必要なスキルです。

例えば、ユーキャンの通信制学習では、こういった実習を受けることができないので、自分で国家試験を受けなくてはいけません。
この国家試験に合格すれば、実習などは免除され保育士資格を取得できます。

ですが、国家試験は毎年合格率10%ととても低いものになっているんです。
そこで、この夜間専門学校に通うことでじっくりと実習を一緒にしながら保育士としての勉強ができるんです。

そして入学についても、入試試験というものが実施されている夜間学校はほとんどありません。
資料を請求して、入学手続きをすればほぼ通い始めることができるのです。

また、学費もそこまで高くなく、午後5時から8時までの短時間の拘束時間で勉強を進めていくことができるのです。
そして最大のメリットは実習先を探してくれるように就職先も学校で探して貰うことができます。

保育士資格を追加でとりたい、という人にも

もし、あなたが今、幼稚園教諭の免許だけ持っていて、将来的に必要になる保育士資格を取得したいと思っているのならこれほど嬉しいことはありません。
幼稚園と言うのは、なかなか経営が難しいところが多いのが現実です。

そう考えると、保育士資格を持っていても何も邪魔にはなりませんよね。
更に最近では認定こども園も増えてきています。

そこで働くには将来的に二つ(幼稚園教諭と保育士資格)が必要になります。
今のうちに夜間学校に通い、保育士資格を取得すると言う人が増えてもきているのです。

また先ほども少し書きましたが、午前中は保育園で助手として働く事ができます。
今まで保育経験のない人にとってみれば、研修をしながら資格を取得できるので、いざ職場に入る時に、とても自信を持って働き始めることができるんです。

また、多くの夜間専門学校では、保育士資格の取得と同時に幼稚園教諭の免許も取得することができます。
資格は一度にたくさん取れた方が働き方も増えますね。

保育士の夜間専門学校に行く前に必ず適正チェック!

保育士というのはとても魅力の多い職業です。
しかし誰もが向いている仕事ではありません。

あなたが本当にやりがいを見つけて長く続けられるのか?というのが必要になります。

同じように求人に対してもあなたが長く働きたい!と思う職場かどうか見極めることが必要です。
求人選びと同じように、学校も選び、あなたにピッタリの環境を探して下さいね。

保育士になりたい人は夜間学校という選択肢も(デメリット編)

保育士の夜間学校

保育士の資格を取りたいと思っても時間がなくて無理!
そう諦めていませんか?

実は、保育士の資格と言うのは、学生だけではなく、OLさんからもとても興味のある資格として注目を集めているんですよ。
そこでとても役立つのは夜間学校です。

保育士になりたいあなたに伝えたい夜間学校の情報を今回は詳しくご紹介します。

保育士の夜間学校
保育士の夜間学校

夜間学校ってどんな人が通ってるの?

今回、一番知りたいのは、一体どんな人たちがこの保育士の夜間学校を利用しているのか?ということではないでしょうか。
自分と似た境遇の人が多ければ通いやすいでしょうし、そうでなければ、なかなか踏み出せないものです。

今、この保育士の夜間学校に通っているのは、お昼は普通に働いている人が主になります。
もちろん、全員保育士資格の習得を目指しています。

更に付け加えると、一般企業で働いている人ばかりではありません。
夜間学校と交流のある保育園で日中は働き、夜は学校に通うといった人が多いのです。

このため、とても時間を有効に使うことができ、保育士資格を取得することができるのです。

ここで学んでいる人は、保育士として働きたい人ばかりではありません。
なぜなら児童福祉施設などで働きたいと思っている人も、この保育士資格を取得したいと思っているのです。

今、現在、保育士資格があれば、保育園だけではなく、
  • 児童福祉施設
  • 養護施設
  • 知的障害児施設
でも働くことができます。
保育士資格と言うのは本当に人気の高い資格なんですね。

保育士の夜間専門学校にいくデメリットは?

メリットがあれば必ずデメリットもあります。
この保育士の夜間専門学校でもデメリットはあります。

まずそれは通う時間が短いので、卒業するまでに時間がかかるということです。
昼間に通う通学制の短期大学や大学では資格を取得するまでに2年程度です。

しかし夜間専門学校になると3年間かかります。
今すぐにでも働きたい!と思っている人には少しまどろっこしい時間に感じるかもしれません。

また、昼間に働いている人なら、仕事が忙しい時期と、学校のテストの時期が重なってしまうと、びっくりするほど忙しいということもあります。
特に保育士の夜間専門学校はピアノの難易度について差が激しく、とても力を入れている所もあればそうでもないところもあります。

これはオープンキャンパスに行ってみないと分からないところでもあります。
通い始める前に一度学校の雰囲気を確かめてみるのが大切です。

保育園の運営元は社会福祉法人か株式会社か?

社会福祉法人と株式会社

保育園の中でも認可保育所の運営は市町村(市立・町立など)と社会福祉法人のみに限られていました。

しかし共働き世帯の増加や核家族化の影響から、保育園に入園を希望する子どもは増加傾向にありました。特に都心部を中心とした待機児童問題は大きく取り沙汰されている早急の解決が求められる社会的問題となっています。

そんな問題を受けて、2000年からは株式会社による保育園経営が認められました。認可保育所の経営は制度の変更によって大きな転機を迎えました。しかし社会福祉法人と株式会社では何が違うのか戸惑う保育士も多いのが現状です。

今回は運営元である社会福祉法人と株式会社に絞って考えて見ました。

社会福祉法人と株式会社
社会福祉法人と株式会社

社会福祉法人と株式会社の違いは?

一言で言えば、
  • 社会福祉法人は、福祉事業を行わなければいけない。利益は追求できないが、行政からの補助金を貰える。
  • 株式会社は、自由に事業内容を決められる。補助金の額は低いので、利益を出して経営を安定させる必要がある。
ということです。

社会福祉法人のメリット・デメリット

経営が安定していることが大きなメリットです。補助金があるので、「収益があがらないので保育園を運営することをやめます」という決定がされにくいため、長期的な雇用が見込めます。

ただその反面、競争関係に置かれることが少ないので、家族経営やワンマン経営になりがちです。新しいポジションや取り組みをやってみたいのに、OKがでない、と悩む保育士もいます。人間関係が合わず退職をせまられたり、働きにくい条件になっていたり、ということがあります。

株式会社のメリット・デメリット

会社としての収益や制度が明確になっていることと、福利厚生が整っていることが株式会社のメリットです。経営方針を株主に理解して貰う必要があるため、どんな取り組みをしていてどれくらいの収益がでているのか、今後どうするのか、ということがとてもわかり易いです。また、ほかの保育園とくらべて収益性を高くするために、高待遇で保育士を確保しようとしていたり、保育士の声を聞いて新しい取り組みに挑戦してみるというところもあります。

反対にデメリットは、事業としてふさわしくなければ保育園運営がなりたたない、ということです。他の事業でもまかなえないほどの赤字を出した場合、保育園廃止になることもあります。

社会福祉法人と株式会社はどちらがいい?

経営の安定性で見れば、社会福祉法人の方が良いのかと思うかもしれませんが、決して経営の期間が短いからと言って株式会社がダメということはありません。経営基盤で見ても社会福祉法人だからといって倒産の危険は0ではありません。

それよりも、やはり保育士が重視したいのは保育園が掲げる保育理念ではないでしょうか。自分が納得して保育が出来る環境であることが保育士として一番の優先事項です。そういった点では社会福祉法人であっても株式会社であっても差は大きくありません。

保育士として子どもたちときちんと向かい合える保育園であることがなにより大切です。また自分への待遇は保育士全体の待遇改善に繋がりますから、どんなに大きな経営基盤があっても薄給すぎる保育園は選ばないことが大切です。保育士はこれからの社会でとても大切な人材です。だからこそ保育経営者の中から良い経営者をしっかり見分けることが保育士には求めらていくのです。

縦割り保育のメリット・デメリット

前回は、縦割り保育の意味とねらいについてご紹介しました。

子どもの成長にとって良さそうに見える縦割り保育ですが、メリットがある反面、デメリットもあります。

保育に導入するか検討するときの参考にしてみてください。

縦割り保育とは
縦割り保育とは

縦割り保育のメリットは?

縦割り保育のメリットは年少者にばかりあるようにも思えます。
しかし決してそうではありません。

子どもたちは縦割り保育を通してお互いに学び合います。

年少者は年上の活動を見て憧れを持ちます。
年長者は年下の世話を通して自分に自信を持つことができるんです。

これらを通して、協調性や社会性をしっかりと育むことができるんです。
更に詳しくメリットをあげるとこういたものがあります。
  • 子どもが何を目指しているのか姿が見える
  • 問題化いける能力が向上する
  • 関わり方が上手になる
  • 価値観の違いを考えるきっかけになる
  • 良好な交友関係を築く方法を学ぶ
といったものです。
これは主に利用している子どもへのメリットですね。

保育士にもメリットがある

しかし、ちゃんと働く保育士さんにもメリットがあります。
それは通常保育よりも多くの刺激を受けることができるということです。

同じ年齢の子どもたちと活動していると、ある程度活動の予想が立ちます。
しかし、異年齢児になると色々な化学反応が起こり、予想もしないことが起こるでしょう。

こういった保育を経験することで保育の幅をより広げることができるでしょう。

縦割り保育のデメリットは?

実は、何にでもいい面と悪い面があるように、縦割り保育にもデメリットはあります。
それは
  • 年齢が1~2歳ほどしか離れていないので活動に危険が伴うこともある
  • 年長者は待つ時間が長くなり物足りなさを感じる
  • 年長者の意見が通りやすくモラルがないと年少者が遊べない
などです。
お世話を通して社会性を養っては行くのですが、お世話をするのはそこまで年齢が離れていないため、まだまだ危ないこともたくさんあります。

例えば、乳児の抱っこをしたいという時、転落の危険もあれば、転倒の危険もあります。
更に縦割り保育の活動を考えた時に、どこに焦点を持って行くか、で待つ時間が長くなったり、年少者がおいてけぼりになったりもします。

縦割り保育の導入事例

モンテッソーリ教育を導入している保育園や幼稚園は、縦割り保育を実施しているところが多いです。

例えば、下記のような施設が有名です。

広島文教女子大学付属幼稚園

「教えることによって(こどもが)自信をもつ」というのは素敵ですね。さらに子どもの成長がのぞめそうです。

西南女学院大学短期大学部付属シオン山幼稚園

「異年齢クラスではひとりひとりの発達などに応じた個別の保育が可能になる」というのは、子どもひとりひとりをしっかりみたいという保育士にもぴったりに思えます。

もちろん保育士にもデメリットが

こういった面で、働く保育士さんにもデメリットは発生するんですね。
例えば、

・通常保育よりも危機管理を徹底しなくてはいけない
・年上を怖がる子、年下にいじわるをする子への対応を工夫しなくてはいけない
・乳児に対する接し方を伝える

などです。
これはある意味、負担にもなりますね。

人数が少なければ、なんとなくクリアできる課題ではありますが、少し人数が多くなってくると現実的に難しい問題です。

縦割り保育に参加してみますか?

いかがでしたか?
社会性や協調性は、現代の子どもたちには欠けていると良く言われます。

そんな中、縦割り保育を通じてこの能力を補充して欲しいという思いから始まったものです。
やりがいは十分にあると思います。

あなたの保育士としてのスキルアップをするにも、絶好のポジションです。
求人に「縦割り保育」と書いてあるのなら、やる気があればぜひ挑戦してみましょう!

縦割り保育とは?保育士のねらい

縦割り保育とは

保育園の特徴として、「縦割り保育」というものを掲げている保育園も多くあります。
この縦割り保育というのは、一体どんなことをねらいにしているか、知っていますか?

縦割り保育のねらいやメリットを知ることで、転職したい職場かどうか見極められるようになります。

そこで今回は、縦割り保育について詳しくご紹介しましょう。

縦割り保育とは
縦割り保育とは

縦割り保育とは?

少子化に伴い、最近では多くの子どもたちが大勢の兄弟と遊ぶという環境は作りにくくなってきています。
一人っ子の家庭も増え、異年齢児と関わる機会は更に少なくなっています。

しかし、同じ年齢の子どもたちと遊んでいること、異年齢児とのかかわりを持っている子どもを比較してみましょう。
成長する機会が多いのは異年齢児と関わっている子どもたちです。

そこで、保育園や幼稚園でも縦割り保育の実施をし、年齢別にクラスを分けて活動するのではなく、
異年齢児でクラスやグループ活動を行うことを縦割り保育といいます。

クラスで縦割り保育をするのは、難しいという理由から、グループ活動だけ縦割り保育を実施している所も多くあります。
縦割り保育は子どもたちが年齢と言う垣根を越えて交流できる貴重な場となっているんです。

縦割り保育のねらいって?

縦割り保育のねらいは子どもたちが異年齢の子どもと関わることが少ない状況を何とかしようという所にあります。
異年齢児で関わり活動をしていいくと、こんなことが期待できます。

それは
  • 子どもたちが相互に教え合う
  • 子どもたちが学び合い、育ち合う
  • 「人と関わる力」がはぐくまれる
と言ったところです。

自分より年齢の大きな子どもと関わることで「あんなふうになりたい」と目標とすることができます。

すると意欲や好奇心を高めることができるのです。

人と関わりコミュニケーションをとる中で自分の思っていることを伝えたり、友だちのことを思いやる力を身につけていくことができます。

人との関わりあいを教える縦割り保育

色んな人と関わるということは、色んな人がいるということを知ることに繋がります。

自分の周りの子どもたちを知り、受け入れることで「人と関わる力」がはぐくまれていくのです。

社会に目を向けてみると、同じ年齢の人たちだけが集まってはいません。

色々な年齢の人が混ざった中で生きていかなければならないのです。

縦割り保育を通して人間関係の築き方を学んでいき、今度の成長の糧として活かすことができるのです。